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3年振りの日韓首脳会談


朝日などの記事によれば、11月13日、ASEAN+3に合わせて、カンボジアのプノンペンで3年振りに日朝首脳会談が開かれる。


日本政府は12日、岸田文雄首相と韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が訪問中のカンボジアの首都プノンペンで13日、初めて対面による正式な首脳会談を行うと公表した。日韓首脳会談は2019年12月、当時の安倍晋三首相と文在寅(ムンジェイン)大統領以来、3年ぶり。首相と尹氏は、東南アジア諸国連合

2018年の韓国海軍による海上自衛隊のP‐3Cに対するレーダー照射や、慰安婦像問題、徴用工問題、そして日韓GSOMIAの破棄未遂など、様々な問題が顕在化して以降、日韓関係は冷え切っていた。


2022年、大統領選後、極左反日親北の文在寅(ムン・ジェイン)からリアリストの尹錫悦(ユンソンニョル)大統領に交代。


中国の脅威の増大に対応すべく、米国主導で日米韓の協力態勢の強化を実現すべく、背中を押される形での首脳会談であろう。


軍事的に見れば、日本と韓国の安全保障上の協力の必要性はほとんどない。

あるとすれば、北朝鮮のミサイル対応を念頭においた情報共有くらいか。朝鮮有事の際に日本人を韓国から避難させるために自衛隊を送ることが出来れば別だが、自衛隊が韓国領土に足を踏み入れるのは韓国世論が絶対に許さない。


世論が政治や司法にまで影響を与える国では将来的にもほぼこの観点での協力は不可能だろう。


そんな中で何をモチベーションに日本は日韓協力をすすめていくのか。非常に興味深い。

また、慰安婦、徴用工、そのた反日活動や賠償金の請求などで問題が再燃することは火をみるより明らかで、そもそも、今回の首脳会談もこれまでの問題を棚上げして強行されている。


数か月後にはまた何らかの問題が起こって元のさやに戻る気はする。

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