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プロフィール
(以下、ウキペディア引用)
高鳥 修一(たかとり しゅういち、1960年(昭和35年)9月29日 - )は、日本の政治家、自由民主党所属の衆議院議員(5期)、自由民主党新潟県連会長[1]。
衆議院農林水産委員長、衆議院厚生労働委員長、農林水産副大臣、内閣府副大臣、厚生労働大臣政務官、自由民主党厚生労働部会長、自由民主党総裁特別補佐・筆頭副幹事長等を歴任。
経歴
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出典検索?: "高鳥修一" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2015年11月)
新潟大学教育学部附属高田中学校、新潟県立高田高等学校を経て早稲田大学法学部卒業。国土計画、大沢商会で勤務した後、1993年に父、高鳥修衆議院議員の秘書となった[要出典]。
2003年11月の第43回衆議院議員総選挙において新潟6区から初出馬するが、民主党の筒井信隆に敗れて落選。
2005年9月の第44回衆議院議員総選挙では、筒井に再び小選挙区で敗れたが、比例復活で初当選。清和政策研究会(森派→町村派→細田派)に入会した[要出典]。
2009年8月30日の第45回衆議院議員総選挙で三たび筒井に敗れ、比例復活も叶わず落選。2010年1月28日付で自民党本部より新潟県第六選挙区支部長に再任[要出典]。
2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙で4度目の対決となる筒井に比例復活を許さず当選、国政に復帰した。2013年9月30日、第2次安倍内閣で厚生労働大臣政務官に就任。2014年9月12日、自由民主党政務調査会厚生労働部会長に就任[要出典]。
2014年の第47回衆議院議員総選挙で民主党の新人・梅谷守に比例復活を許さず3選。2015年10月9日、第3次安倍第1次改造内閣で内閣府副大臣に就任[2][3][4]。
2017年の第48回衆議院議員総選挙では野党統一候補となった梅谷が無所属で出馬し一騎打ちとなったが、2212票差で競り勝ち4選。
2020年9月18日、国会議員として初めて新型コロナウイルスに感染したことが判明、東京都内の病院に入院した[5]。10月2日に退院し、5日に議員活動を再開した[6]。10月26日、衆議院農林水産委員長に就任[7]。
2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙では梅谷と130票差の僅差で今度は競り負け、比例復活で5選[8]。
政策・主張
憲法改正
憲法改正に賛成[9]。
集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈を見直すことに賛成[9]。
日本の核武装について、今後の国際情勢によっては検討すべきとしている[9]。
消費税増税
2012年の公開アンケートにおいて、消費税を2014年4月に8%、2015年10月に10%まで引き上げる法律が成立したことについて「今の5%を維持すべきだ」と回答している[9]。
2014年の公開アンケートにおいて、「2017年4月に消費税率を10%に引き上げるべきだ」と回答している[10]。
2017年の公開アンケートにおいて、消費税を2019年10月に10%に引き上げることについて「賛成」と回答している[11]。
「消費税0%の検討」を掲げた『国民を守るための「真水100兆円」令和2年度第2次補正予算に向けた提言』に賛同している[12]。
東北地方太平洋沖地震復興財源
2011年4月22日時点で、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の復興財源にあたっては、内需拡大にブレーキをかける増税には反対し、日銀による国債の直接引き受けを行うべきであるとの見解を示した[13]。復興財源の使途については、被災地に限定するべきとしている[9]。
TPP加盟問題
TPP反対派から賛成派への転向
2011年5月11日時点では、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)加盟については
「 私はTPPについて国家主権の放棄であり、平成の「開国」どころか平成の「売国」だと考えている。政治家の中にもいろんな考えや判断があるけれど、TPP問題は日本を守る断固とした決意のある「保守政治家」か否かのリトマス試験紙みたいなものだ。 」
—高鳥修一公式ブログ(TPPについて(平成の売国)より)
と反対意見を述べていた[14][9]。反対にあたっては評論家水間政憲の意見を引用している[14]。
2013年の時点でも「TPP交渉、聖域なき関税撤廃を前提とする以上、断固反対をしてまいります」「日本にとっては死活的な利益。これが守れなければ、即時撤退すべき」と主張していた[15]。
2015年10月5日の大筋合意の内容を受け、高鳥は、コメについては国家貿易制度および枠外税率が維持される、その他産品についても関税の完全撤廃の例外が確保されている、遺伝子組み換え食品や国民皆保険等についても制度変更などは求められない、と主張している[16]。
ブログ書き込み問題
2016年2月4日、不祥事で内閣府特命担当大臣(経済財政政策)を辞任した甘利明の後任である石原伸晃の代理として、TPP加盟協定文署名式典に和服姿で参加した。署名式参加後、高鳥は、
「 先ほどニュージーランドにて閣僚会合の後、無事に署名式と共同記者会見が終わりました。私一人に空港まで6台の白バイとパトカー、上空からヘリコプターが警護に付く厚遇でした。 ブルーチーズは美味しかったです! 」
—高鳥修一公式ブログ(TPP署名式より)
と自身のブログで報告した[17](その後高鳥はこのブログを削除した(後述))。この書き込みに対して、TPP発効後は日本のブルーチーズの関税が半減(クリームチーズの関税に至っては全撤廃)され、日本の酪農家が大きな打撃を受けるのに、高鳥の書き込みは日本の酪農家への配慮がまったくなされていない、などの批判がなされた[18][19][20][21]。民主党の福島伸享議員は「心配している酪農家の思いを受けるのが保守政治家だ」と高鳥を非難した[18]。また、TPPの交渉にあたった日本政府の関係者が「命がけの交渉結果の感想がチーズの味とは…」とため息を漏らしたとも報じられた[17]。
さらにTPP署名式に関して、高鳥はブログで「私一人に空港まで6台の白バイとパトカー、上空からヘリコプターが警護に付く厚遇でした」と現地当局の警護態勢について述べ、さらにその警護の様子を写真付きで紹介したことが問題となった[19][17]。これを受けて自民党の萩生田光一官房副長官は、高鳥が現地の警護態勢を公表したのは不適切だとして、厳重注意を行った[22][23]。
一連の批判を受けた高鳥は問題となったブログを削除した上で、「空港に向かう車中の限られた時間ということで誤解を受ける書き方になりましたので削除いたしました。今後、ブログの表現には気を付けたいと思います」と釈明した[24]。
エネルギー政策
2011年6月20日時点で「脱原発を目指すなら代替エネルギーを確保すべき」であると述べ、また次世代エネルギー候補であるメタンハイドレートについて言及した[25]。既存の原子力発電所については、原子力規制委員会による新たな安全基準を満たした場合は再稼働するべきとしている[9]。
日本の防衛関連
2012年衆院選立候補の際、毎日新聞社主催の選択制アンケートで、日本の核武装については、「今後の国際情勢によっては検討すべき」を選択している[9]。
選択的夫婦別姓
2017年の朝日新聞によるアンケートにおいて、選択的夫婦別姓制度導入について「どちらかと言えば反対」と回答[26]。
2021年1月30日、高鳥ら自民党国会議員有志50人は、47都道府県議会議長のうち同党所属の約40人に、選択的夫婦別姓の導入に賛同する意見書を採択しないよう求める文書を郵送した。地方議員や市民団体は、地方議会の独立性を脅かす行為だとして高鳥らを批判した[27][28][29][30][31]。
2021年衆院選をめぐる告発に対する対応
2021年11月29日、同僚の自民党衆議院議員である泉田裕彦が自身のTwitterに「今回の衆議院総選挙で、2~3千万円の裏金要求をされました。『払わなければ選挙に落ちるぞ』という文脈でした。広島で事件があったばかりでよくやると思いましたが、違法行為はお断りしました」と投稿した[32][33][34][35][36]。
同年11月30日午前、泉田はFNNの取材に対し、要求したのは自民党関係者だと答えた[37][38]。同日、自民党新潟県連会長の高鳥は「県連としては一切関わりのないことは(泉田に)伝えた。突然ネットに話の内容や名前を出され迷惑している」とのコメントを発表した。これに対して、泉田から「証拠もあるのに一切関与しないと。???」と反論された。自民党長岡支部長で県議の星野伊佐夫は、泉田の投稿に対し、「文書費など、選挙に必要なものは払いなさいと言ったことはあるが、それ以外は一切言っていない」と述べた。同日、自民党長岡支部は総務会を開き、衆院選新潟5区支部長について泉田の差し替えを求めていく方針を固めた[39]。
同年12月1日、泉田は記者会見を開き、裏金を要求した人物は星野伊佐夫だと明らかにした[40][41] 。また、県連会長の高鳥に星野の除名を求める文書を提出する予定だと述べた。星野は会見が始まる前に取材に応じ「うそでたらめを言われてもどうしようもない。ないものはないんだから」と泉田の証言を全面否定した[42]。
歴史認識
極東国際軍事裁判について
極東国際軍事裁判(東京裁判)については、「勝者が敗者の戦争犯罪を一方的に裁く不当な裁判」[43]であったと主張している。
歴史教科書問題について
歴史教科書問題については、「極東国際軍事裁判を元に戦勝国に都合よく作られた歴史を教えるのが戦後の歴史教科書」であり、「この状況は改善しなければならない」と述べている[43]。また、日本青年会議所が出版した「我が子に伝える誇りある近代史」の作成メンバーの1人であったことを明らかにしている[43]。
靖国神社について
靖国神社参拝に積極的である。2011年7月24日に新潟県上越市で開催された安倍晋三時局講演会の冒頭挨拶においては、 「(安倍が再び総理大臣に就任したら)どんなことがあっても、どんなことがあっても8月15日に堂々と靖国神社に参拝していただきたい」と述べた[44]。 サンフランシスコ平和条約の発効日をもって日本の「主権回復記念日」ととらえ、2010年4月28日には稲田朋美衆議院議員とともに靖国神社に参拝した[45]。
所属団体・議員連盟
自民党たばこ議員連盟[46]
日本会議国会議員懇談会[47](事務局次長)
神道政治連盟国会議員懇談会[47]
みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会[47]
創生「日本」[47]
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(拉致議連)
価値観外交を推進する議員の会
TPP交渉における国益を守り抜く会
再チャレンジ支援議員連盟
皇室の伝統を守る国会議員の会
正しい日本を創る会
文化芸術懇話会[48]
保守団結の会(代表世話人)
「伝統と創造の会」副会長だったが、2020年6月に袂を別った[49]。
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