本投稿では、7月8日(金)参議院選挙の応援演説中、安倍元総理を襲撃・暗殺した山上徹也容疑者(41)についてその供述・手紙・ツイートについて分析する。
特にツイートについては今後警察により削除される可能性が高く、ツイッター(URL)をそのまま貼り付けるのではなく、18日夜にスクリーンショットしたものを使用する。(追記:7/19朝削除されたことを確認)
取り調べ中、奈良県警からのリークにより様々な憶測や推論が流れたが、7月18日現在で最も詳細まで山上容疑者の供述を明らかにしているのは下記の朝日の記事である。
以下、記事中の山上容疑者の供述である。
「私は、近鉄大和西大寺駅近くで、選挙の演説をしていた安倍元総理を散弾銃で撃って殺そうとしました。本当は統一教会のトップを狙っていましたが、韓国にいて、コロナウイルスのために日本に来ませんでした。安倍元総理を狙って撃てば死ぬかもしれないことは分かっていましたが、どうしても統一教会が許せず、そこにつながっている安倍元総理を散弾銃で撃ったのです」
「20~30年前に、母親が統一教会に入会しました。その後、多額のお金を振り込んだ影響で破産。それがそもそもの元凶です。その頃から恨んでいました。当時はナイフ1本を持って、教会の会合などをしている周辺をウロウロしたりしていました。トップの韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁をずっと狙っていました」
「2~3年前(正確には3年前)に、愛知に韓総裁が来ていました。その時、火炎瓶を持って行きました。教会のメンバーしか会場内に入れなかったので、行くだけで何もできませんでした」
「元凶は韓総裁かと思っていました。だから韓国に行って殺ってやろうかとも思いましたが、出国などできないと思いやめました。韓総裁を日本に連れてきた岸元総理の孫ということで、安倍元総理も一緒と思っていました。今年の3月か4月に、安倍元総理が統一教会に向けてビデオメッセージを送っていました」
「実際に安倍元総理を殺そうと動いたのは、岡山県に行ったことです。自民党のホームページで、安倍元総理が岡山に応援演説に行くと予定表があったので、自分も岡山に行きました。3発発射できる銃を持っていきました。黒いリュックに入れて、弾は入った状態で、バッテリーだけ外して持っていきました」
要約すると、
〇20~30年前に母親が統一教会に入会し多額の献金をして破産。
〇2~3年前(2019年10月)にトップの韓鶴子(ハン・ハクチャ)が愛知県に来日した際にナイフや火炎瓶などにより殺害を試みようとするも襲撃が困難であったため諦めた。
〇安倍元総理は韓総裁を日本に招き入れた岸元総理の孫で、かつ今年の3月か4月に同協会向けのビデオメッセージを送っていたこともあり襲撃しようと思った。
〇7月7日の岡山県の遊説において襲撃しようと現地まで行くも警備が厳しかったため、翌8日の奈良県での選挙応援のタイミングで襲撃した。
なるほど
供述は筋が通っており論理的に思える。
次に物証としてある事件前に送ったとされる安倍元総理殺害をほのめかす手紙を見てみよう。
【事件直前に出した手紙】
山上容疑者は事件直前に統一教会に対する恨みや安倍元総理を襲撃をほのめかす手紙を送っていた。
送り先は旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合を批判するブログを運営する、山陰地方に住むフリーライターの「米本和弘(71)」氏。
また、2020年12月米本氏のブログへの書き込みも判明。
【米本氏のブログ「あと十年をポジティブに生きる記録」への書き込み(2020年12月16日)】

統一教会の非道をヒトラーやスターリンに例えつつ、復讐のために「喉から手が出るほど銃が欲しい」と述べている。
この時点ではまだ銃をもっていなかったのだろう。
次に、事件直前に投函された手紙は下の画像の通り。
【米本氏あてに岡山から投函された手紙(2022年7月7日頃)】

ブログでのやり取りの続きのように見える。
文面からは2020年12月以降、銃を入手するため注力してきたことや、実際に襲撃した安倍元総理は本来の敵ではなく、あくまで復讐の対象は統一教会にあると思っていることが伺える。
【山上容疑者のツイッター】
事件以降、とんでもない早さでフォロワーが増え、多くの者がコメントしていたことを確認。フォロワーは私が18日の夜に確認した時点で約4.3万人まで増えていた。
コメント欄では山上氏に対し、
「あんたは英雄だよ」
「君のお陰で沢山の人が救われたよありがとう」
「山上徹也は世界を変えた」
「山上さん、自分を責めて死なないでくださいね。応援してます」
などシンパシーを持つ書き込みも散見された。
模倣犯を防止するため警察の判断で消去されたと思われる。

山上容疑者がツイッターを開始したのは2019年10月である。
フォロワーは事件前までほぼ0だったようだ。
以降、ツイッターを開始してからの山上容疑者の過去や心境の変化を分析していく。
2019年10月の投稿
先ず、ツイッターとは関係ないが、山上容疑者のツイッター開設直前の10月6日、統一教会のトップである韓鶴子総裁が来日、多くの議員が参加した。

10月6日、愛知県国際展示場で行われた「孝情文化祝福フェスティバル~太平洋文明圏時代と日韓米の連携~」に、故・文鮮明氏の妻で世界平和統一家庭連合(以下、統一教会)の最高権力者である韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁が登場
統一教会 愛知県国際展示場で大規模フェスティバル 「再臨のメシア」韓鶴子総裁登場 | 異端・カルト110番 (cult110.info)
山上容疑者の供述によれば、本来日に合わせて襲撃しようと火炎瓶を携え現場まで行ったとのことだ。(警備などが厳重で失敗。)
2019年9月17日
下はツイートを始めた頃のものだが、統一教会関連では上記の日刊ゲンダイの記事が初投稿であった。
奇しくも「統一教会」「安倍内閣」の関係について2019年9月17日以降ツイッターで拡散されていたものである。

この記事に対する氏のコメント以下のとおり。(スクショをミスったので見やすいように上書き)





管理人 この時点では「安倍内閣」に統一教会が関わっていることを認めつつも、「神道と相いれない」「金、票、過去の経緯」で連携しているだけと理解。「安倍政権と統一教会と同一視することの非礼」を述べつつ、憎む対象が統一教会のみであることを再確認している。
また、以下のように統一教会の非道について説明。




ここで注目すべきは、2019年10月4日に日本で公開された映画「ジョーカー」について言及しているところである。即ち山上容疑者はこの時点でジョーカーを視聴し、一定の影響を受けていたと推測される。公開から2日後の6日に統一教会のトップが来日。(襲撃未遂、実行できず。) この6日後、再びジョーカーに言及。
恐らくツイートで流れてきているものを見かけたのだろう。
2019年10月20
「ジョーカーという真摯な絶望を汚す奴は許さない。」の言葉から分かるように相当心酔していることが伺える。


※映画「ジョーカー」はコメディアンを夢見る貧困層で善良な市民のアーサーが周りから馬鹿にされながら、成功者を殺害していくストーリーだ。作中では母親も犠牲になる。 2019年10月23日
統一教会に搾取されてきた不遇を語っている。この時も「親を殺せない」と述べていることからジョーカーと自分を比較していることが分かる。

2019年11月の投稿
2019年11月13日
アカウント「杜若あやめ」の聖書引用の一節
「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。」ニーチェの言葉「昼の光に夜の闇の深さが分かるものか」
フランツ・カフカの小説「変身」の
「悪は善のことを知っている。しかし善は悪のことを知らない。」
をリツイート。
恐らく巨悪である統一教会を意味するのだろう。

続けて、

上二つのツイートはネット上を探ってもこれが何を意味するのか分からないが、恐らく、統一教会の教えの一部なのだろう。
上段は「財産を売って小布施として納めることの正当性」、中段は「家族の先祖を供養する際に献金をさせるためのロジック」とみられる。
これに対して「復讐をする」と述べている。
その後も3日連続で暴力的表現を含む内容をツイート
2019年11月12日~15日

11月15日の
「何のために生きるのかという問いに信じるに足る答えを持てなければ、人はパンの山の中で自滅の道を選ぶだろう。」
はどこから引用してきたか不明。自身で考えたのだろうか。
11月6日のアカウント「ねこうなぎ(WE)」のリツイート
「千の言葉より一発の銃弾、運命を従えるのは力」
は“La ragazza col fucile ~少女と銃~”という歌の歌詞の一節のようだ。
銃などの凶器を求めて運命に抗おうとしつつも、自殺を仄めかすような投稿。
2019年12月の投稿
12月始めになっても、殺人事件の記事を取り上げている。あたかも自分がこれから実行することと重ね合わせるかのよう。

2019年12月7日
「三人兄弟の内、兄は生後間もなく頭を開く手術を受けた。10歳ごろには手術で片目を失明した。障碍者かと言えば違うが、常に母の心は兄にあった。妹は父親を知らない。オレは努力した。母の為に。」
兄には障碍があるようだ。





12月7日、幸せな家庭が壊れていく過程を小説風に説明。
「病院のベッドでオレに助けを求める父を母の期待に応えて拒んだのは俺が4歳の時だったか。それから間もなくして父は病院の屋上から飛降りた。オレは父を殺したのだ。」



その後「俺は事件を起こすべきだった。当時話題サカキバラのように」に続けて「母を殺そうとした祖父が正しい事だ」としている。
「酒鬼薔薇聖斗事件」は1997年2月~6月に兵庫県で発生した連続殺傷事件。男子中学生(当時14歳、中3)が相次いで小学生5人を殺傷したもの。
山上容疑者は41歳なので当時16歳。高校1年生だったはずだ。他のツイートでは「中学2年生(14歳)の時」とも言っているので1995年~97年の間に祖父が母親を殺害しようとしたということだろう。
なお、酒鬼薔薇聖斗事件については2015年6月に犯人本人が執筆した手記「絶歌」が書籍化されておりこの発言自体この影響を受けている可能性もある。




上記4つのツイートだが特に「なぜ母は兄のためにオレを生贄にするのか」は、前の投稿の「母の心は兄にあった」と合わせると、兄を可愛がり楽をさせる一方でそれにより生ずる負担を山上容疑者に強要来してということだろうか。



中段の「ネトウヨとお前らが嘲る中にオレがいる事を後悔するといい。」
前のツイートに係っている。
「お前ら」とは統一教会でそれを主導する韓国人。それに協力する日本人。また、「ネトウヨを嘲る」とツイッター上で使用していることから、「ネットサヨク」も含まれると考えられる。
翌日12月8日

こちらは「中国残留孤児3世」の話で統一教会とは全く関係ない記事である。



善人のフリをして近づき搾取され続けた己の境遇を重ねたのだろう。
そのおよそ20日後、ヘイトと韓国・統一教会の違いについてフランスのブルカの例を用いながら説明。







母の嘘(5000万円の献金)に気づいたのは10年後ということだが、16歳の頃には家庭が崩壊するほど宗教に狂っていたとすると、20代前半~中盤の出来事だったのだろう。
2020年1月の投稿
2020年1月7日


どうやら、人身事故の現場に居合わせその影響もあり自殺関連ニュースについてツイートしているようだ。


自殺者に対して、それをフォローするような投稿が目立つ。
2020年1月17日
これまでの投稿全般を見ても恨みを持ちつつも自殺願望を仄めかすようなものも散見される。


「オレを殺したのは誰だ」は脈絡がない。

その一週間後2020年1月26日(日)


前の分析ではサカキバラ事件の1997年から推定して祖父が母親を殺そうとしたのが山上容疑者が16歳の時と推定したが、どうやら家族が完全に破綻したのは14歳の頃のようだ。



このツイートから分かるのは祖父、母親、山上容疑者は同居していて宗教狂いの娘と別居したがっていたこと。その後、心臓発作で亡くなり、歯止めが利かなくなったと思われる。


また「10年後」というワード。
「祖父の会社の負債を知る」から前にツイートしていた「5000万円の借金の帳簿」と繋がる。中学2年生(14歳)の時に包丁を持ち出したとしているので、(サカキバラ事件の1997年は時が少しずれており)その10年後というのは2007年以降ということになるだろう。
ここでもまた「ジョーカー」に言及している。作中のアーサーはコメディアを目指す過程で世の中に絶望し周りの人間を殺害し始めるが、自らの境遇に絶望しつつも振り返れば母親を止めれなかった自分とのギャップを自問自答しているのかもしれない。
2020年5~7月の投稿
2020年5月25日
改憲を憲法違反と主張するアカウント「異邦人」に対して論理的に矛盾を指摘する。

2020年6月2日
いわゆる「桜の会疑惑」を追及し続ける人々が安倍おろしに躍起になっていることに対し、安倍政権を擁護している。この時点で安倍元総理に対する恨みは感じられない。

2020年6月4日、長期政権による自民党の腐敗やそこからくる政治不信を認知しつつ、左翼が主張する腐敗は民主党政権の失敗により政権交代が不可能になり、完成したとしている。

2020年6月18日
河合元法相が買収容疑で逮捕されたことに関し、本来検挙していなかったものを検挙した=黒川事件の意趣返しとし反論。

鳩山由紀夫君にも指摘。

2020年7月15日
左翼の人々が追及するいわゆる「モリカケ騒動」で改竄を苦に自殺した赤木さんの妻へのインタビューに関し、長年の追及により得た成果は「赤木さんの死」なのではないかと疑問を呈した。

2020年8月の投稿
2020年8月5日
日米安保体制を構築した岸信介元総理と集団的自衛権・安保法案を成立させた安倍元総理の因果に感嘆しつつその正しさを認めている。元自衛官だけに自衛隊を是とする発言も節々に見られる。

2020年8月11日

こちらもよくツイッターで出回っている資料である。奇しくも2019年10月の日刊ゲンダイの安倍内閣の記事と同様、統一教会と神道やカトリックが全く合わないという趣旨の発言。
その翌日。
非常に注目すべきツイート。


アカウント「人類の敵、目玉カルト粉砕」の引用記事に
「河合議員=統一教会大幹部説の出元、副島という男は怪しいことこの上ない。根拠はおそらく過去に河合議員が統一教会のイベントに参加したことがあるだけだろう。」
とコメントしている。即ち、山上容疑者はこの時点で「イベントに参加している=統一教会と深い関係にある」とは考えていなかった可能性が高い。
ここで、記事にあった「副島」とは別の反統一教会の副島について言及。

同日、8月12日

再度ジョーカーについて言及し、「復讐を迷うな」と自分に言い聞かせる。2020年8月12日の時点で2019年に愛知県に来日した韓鶴子の再来日を想定して動いていたことが分かる。結果、コロナ禍のため来日しなかったようだ。
韓鶴子の来日は2019年10月6日。ジョーカーの日本での公開は4日。山上容疑者は10月5日にジョーカーを映画館で鑑賞したことがわかる。 2020年8月20日
元自衛官だからか徴兵制反対の人間に怒りが湧くのか。

自虐史観で反省の念や後悔の念を発表しても名誉回復にはつながらない、他方でそれにより責任が消えることも無いと指摘。

2020年8月24日 2009年当時の麻生元総理による統一教会の強制捜査を評価。

ここでも朝鮮・韓国の批判。

反自衛隊アカウント「川上芳明」に対し自衛隊のメディアへの協力について説明。

2020年8月28日
「安倍政権のやり方が常に正しかったとは全く思わないが、結果として正しかった事を評価できなければその正しさは失われる。安倍晋三という人間の政治手法を否定する為に結果まで否定する必要はない。」
安倍政権の手法には疑義を持ちつつも結果は正しいとのツイート。
28日~31日にかけて連続投稿。



2020年9月の投稿
三浦瑠麗氏の安倍政権を評価するツイートの写真を「統一教会そのもの。」とし、国会への統一教会の浸透について懸念。

その翌日
自民党政権の腐敗を認めつつ、共産党は更に不味いと評価。

9月7日、アカウント「枝野幸男」に対しの政策が従来の「集団的自衛権は違憲」の主張と矛盾している旨指摘。

以下、民主党政権時の安全保障政策についての失敗に対するコメント

アカウント「前川喜平」へのコメント。立憲民主党の左傾化や共産党との協力により自民党政権は安泰と主張。

9月18日、ノーマスクを批判する世間の風潮に法律的観点から分析。

9月23日
台湾や南シナ海に対する軍事的プレゼンスを強化する中国を名指しで批判出来ない立憲民主党、枝野代表への批判。

ここでも辞任した安倍元総理の功を認めるツイート。

2020年9月23日

安倍元総理の功績を称える傍ら、「為すべきことを為せ」と自分を鼓舞。
「為すべきことを為していたら、今オレをここにいない」の意味はその年にコロナ禍を理由に来日をキャンセルした韓鶴子総裁への仮に為していた場合、ここにいないという意味である。そして、仮に襲撃をしていたとすれば自分が死んでいたか、相手が死んでいたかどちらかという意味だろう。
9月25日
「#竹中平蔵は月7万円で暮らしてみろ」のツイッターハッシュタグに関し、自身の貧困の経験から何人かで助け合えば可能であると主張。これを自民党憲法草案の「家族は助け合わなければならない」に繋げている。

2020年10月~12月の投稿
2020年10月8日
学術会議のメンバーの任命拒否に関し、違法性はないがこれに政治的エネルギーを使用するのは無駄ではないかとの投稿。

2020年10月23日
他方で、集団的自衛権における解釈変更で手続きをとばしこれを押し通した成功体験に味をしめて学術会議のメンバーを指名していないと批判。

2020年11月2日
10月初旬以降学術会議に関するツイートが目立つ。

2020年11月9日
ここでも安倍政権と菅政権の統一教会に関わっている閣僚についてチェック。特に発言は無い。一番初めに本件についてツイートしたのはこの約1年前の2019年10月頃である。この時点で「統一教会と神道は不倶戴天の関係」とのフォローはしなくなっている。

2020年11月14日
シルバー民主主義と社会保障の問題が30年以上改善されていないことを指摘。

2020年11月15日
自民党政権を非難する印象操作ツイートに対し反論。

ツイッターの左翼タグ「#自民党に殺される」へ反論。

サクラの会を念頭に国会議員が不祥事を働いた際の「秘書がやりました」の伝統を批判。

2020年12月7日
NHKが時代遅れの法で動いていることを批判した上で、高度経済成長期の社会システムに固執していると指摘。これは11月14日の失われた30年に関する投稿とリンクしているように見える。

2020年12月7日
国内の左翼が共産系であり日本の安全保障環境を踏まえると政権交代が絶望的であるとの指摘。また、官僚組織も批判。

2020年12月7日
再度、統一教会に言及。
「統一教会の合同結婚式のミソは「反社会的宗教を信じる者にしか存在しない教祖(又は協会、教義)の絶対性による当事者の感情を無視した絶対的配偶」であって「論理の塊でしかないAiによる当事者の好意可能性を主眼にしたマッチングサービス」とは何の関係もない」
ここでも政府の政策と統一教会の関連性を否定。

2020年12月11日
アカウント「文春オンライン」の記事の子育て後に「何もない私」になったママ達の記事と己の境遇を比較。

2020年12月13日
自らの地元に統一教会が大胆に浸透し行事を主催している投稿をリツイート

ちなみにこの3日後の12月16日、山上容疑者は米本氏のブログに以下の書き込みをしている。
これまでの投稿から察するに
「因果はここに巡りに来にけり」
とは散々人々を騙し、家族を破壊・搾取してきた統一教会にはその結果として罰が下るということだろう。
「いずれ誰かが殺されるだろう」
の「誰か」とは、過去及び現在にわたり統一教会襲撃を企てている己とこのブログの読者であり己と同じ境遇にいる同士を指していると推定される。
「行使するかは自由」「復讐は己でやってこそ意味がある」「不思議な事に私も喉から手が出るほど銃が欲しいのだ」
は統一教会の被害に合い恨みをもっていると想定されるブログ読者の多くへの呼びかけと自らへの戒めだろう。
少なくともジョーカーの影響を受けていることは間違いない。

2021年1月の投稿

2021年1月7日

2021年1月9日
コロナ第一波対策の成功に関する投稿

2021年1月13日
菅政権への批判。
「ガースーで最も違和感があるのが「国民の皆様の御協力をお願いする」という部分。スガにお願いされる筋合いはない、という気しかしない。安倍が言ったらどうか?石破なら?」
「思えばガースーは官僚への強権支配で頭角を表した政治家だが、強権で国民の支持は得られないばかりか首相とは国民の強権に裁かれる立場になる。」
「スガが国民にお願いする度に裏にある剥き出しの権力性を感じるからだろうか。安倍にはイカサマでもカリスマの欠片ぐらいはあった。石破には強烈な論理性があり。スガには一体なにがあるのか?農家出身をアピールするならメルケルのような国民と同じ立場に立った喋り方があるはずだ。」
「だが「国家(或いは市民)の義務」とは言わない。何故なら彼等の仕事は支給しない理由を探すことであるからである。ちなみに支給しない逃げ道がない場合の彼等の仕事は如何に受給者の自尊心を砕くかである。」


2021年1月21日
統一教会とその分派サンクチュアリ教会について言及。

2021年1月22日
日米安保における手段的自衛権の重要性を理解していない立憲民主党への反論。

2021年1月22日
米中間を巡る沖縄の安全保障上の重要性について指摘

2021年2月の投稿
総務省の接待ネタ、森喜朗の不祥事に愛想を尽かし批判的な投稿。

2021年2月8日
日本の新型コロナ対策の矛盾やRNAワクチンの危険性などについて言及。

2021年2月13日
「殺人などを犯した少年たちの自己評価に驚き8割が「自分はやさしい」と回答」の記事に、環境次第で性格に関係なくグレざるを得ない旨指摘。

2021年2月15日
アカウント「藤田孝典」(毎日のように一律給付金のデモをしている)を批判。

2021年2月22日
「仮釈放の不平等」「目には目と死刑制度」について批判。

2021年2月28日
学生時代の自らの不遇を嘆いた後、これまでとは打って変わり安倍元総理を批判するツイートを展開。また、統一教会を日本に招いた岸元総理と安倍元総理の関係性についても指摘。
「安保闘争、後の大学闘争、今では考えられないような事を当時は右も左もやっていた。その中で右に利用価値があるというだけで岸が招きいれたのが統一教会。岸を信奉し新冷戦の枠組みを作った(言いすぎか)安倍が無法のDNAを受け継いでても驚きはしない。」
「考えても見りゃ安倍のやった事なんか全部逆SEALDSなんだよね。全てが強引な戦後保守の現代への当てはめ、焼き直し。真似して東京五輪まで承知してこのザマ」
「冷戦を利用してのし上がったのが統一教会なのを考えれば、新冷戦を演出し虚構の経済を東京五輪で飾ろうとした安倍は未だに大会を開いては虚構の勝利を宣言する統一教会を彷彿とさせる。」
「もっとも、全てを包摂せざるを得ない現実社会が左派の逆襲に晒されるのに対し統一教会は「失敗はお前らの不信心のせい」と責任転嫁して終わるオマケ付きだが。」
これを見ると「火炎瓶以上のモノを用意する金がなかったのを馬鹿にされてる」のかと誤解する」

2021年3月~4月の投稿
2021年3月13日
慰安婦問題について連投。
「韓国人の復讐心、連合国の後ろめたさ、人権活動家達の野心、この3つの利害が日本を叩く事で一致したのが「いわゆる従軍慰安婦問題」の実相である」と結論付けている。

2021年3月20日
韓国がアニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎の耳飾りに旭日旗を問題視していることの異常さを指摘。
